「車業界に興味があるけど、ディーラーと中古車販売店って何が違うんだろう?」
「ディーラーと中古車販売店、働くならどっちがオススメ?」
「中古車販売店って、ディーラーとやる仕事は同じ?」
……車業界に興味を持ち始めた人のなかには、こんな疑問を持つ人も多いはず。
中古車販売店とディーラーはどちらも車を販売するのは同じですが、扱う車の種類や接客スタイル、販売方法など、さまざまな違いがあります。
今回は中古車販売店とディーラーの違いを比較しながら、それぞれの特徴を詳しく解説します。中古車販売店にしようかディーラーにしようか悩んでいる人も、違いを詳しく知ることで、自分に合う仕事が見えてくるはずです。

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1.中古車販売店とディーラーを正しく理解しよう
そもそもディーラーって何?
そもそも中古車販売店って何? -
2.中古車販売店とディーラーはここが違う!基本的な3つの違い
扱う商品が違う
価格設定が違う
店舗の雰囲気が違う -
3.それぞれの営業スタイルや仕事の特徴
ディーラー営業の特徴
中古車販売店営業の特徴 -
4.給料・研修・キャリアなど、働く環境に違いはある?
研修・教育制度について
収入や給与体系について
キャリアパスや評価制度について -
5.中古車販売営業とディーラー営業、未経験でも始めやすいのはどっち?
グッドスピードでも未経験入社の社員がたくさん活躍中
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6.中古車販売店とディーラーについてよくある質問
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7.まとめ
目次
1.中古車販売店とディーラーを正しく理解しよう

中古車販売店とディーラーにはどのような違いがあるのでしょう。 まずは「ディーラーとは何なのか?」「中古車販売店とは何なのか?」をしっかり理解したうえで、それぞれの違いを整理するところから始めていきましょう。
そもそもディーラーって何?
ディーラーとは自動車メーカーと特約店契約を結び、そのメーカーの車を販売する自動車販売会社のことです。正規販売店とも呼ばれ、扱うのは契約しているメーカーの車のみ。
なお、ディーラーが販売するのは基本的に新車ですが、「トヨタカローラU-CAR店」など、中古車専用の店舗を設け、メーカー認定中古車として販売している会社もあります。
ちなみに、ホンダは「Honda Cars」という名前でディーラーを展開しており、日産、マツダ、三菱、スバルなども全国共通のブランド名で店舗を展開していますが、トヨタのディーラーには「トヨタ」「トヨペット」「カローラ」「ネッツ」の4つの系列があります。
いずれの系列店でもトヨタの全車種を購入することができますが、「トヨペットは高級ミニバンに強い」など、系列によって得意分野や客層に違いがあるようです。
そもそも中古車販売店って何?
中古車販売店とは、中古車や登録済み未使用車(ナンバープレートは取得したものの、実際には使われていない車)を仕入れ、販売している自動車販売店のことです。
なかにはディーラーが運営している認定中古車店もありますが、基本的には独立系企業が多く、特定のメーカーに縛られず、さまざまなメーカーの車を取り扱うのが一般的。
ただし中古車販売店のなかにはメーカー系列ではないものの、「SUV専門店」「ミニバン専門店」「輸入車専門店」「軽自動車専門店」など、特定分野に特化した店舗もたくさんあります。
2.中古車販売店とディーラーはここが違う!基本的な3つの違い

扱う商品が違う
ディーラーの場合、基本的には特約店契約を結んでいるメーカーが生産している現行車種を販売します。
一方、中古車販売店はメーカーに縛られることなく、さまざまなメーカー・車種・年式の中古車を扱っておりそこが一番の大きな違いです。
中古車販売店で扱う車は一台一台コンディションや装備、走行距離、カスタム内容が異なる一点物。ディーラーの場合「この車種のこのグレード」など、ある程度商品が決まっていますが、中古車販売店の場合まったく同じ商品は存在しません。
価格設定が違う
ディーラーの場合、メーカーが設定する「車両本体価格」というものがあり、店舗によって値引きやキャンペーンはありますが、基本的には全国どこでも一律の価格が設定されています。
一方、中古車は新車とは違って定価というものが存在しません。中古車の価格は年式・走行距離など、車のコンディションはもちろんのこと、基本的には市場における需要と供給のバランスで決定します。
そのため、生産が終了したスポーツカーや、納車まで数年かかる人気SUV・高級ミニバンなどは新車よりも高い価格で販売されることもあります。
店舗の雰囲気が違う

ディーラーはただ車を売るだけでなく、メーカーのブランドイメージを体現する場所でもあります。ホテルや高級サロンを彷彿とさせるような店舗もありますし、基本的にはスーツを着たスタッフが多く、カッチリとしたフォーマルな雰囲気のお店が多い傾向にあります。
一方、中古車販売店は活気があり、親しみやすくオープンな雰囲気。スタッフの服装もディーラーと比べるとカジュアルな場合がほとんどです。
※中古車業界全体の市場動向や将来性についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
3.それぞれの営業スタイルや仕事の特徴

同じように車を売る仕事でも、ディーラー営業と中古車販売営業では、営業スタイルや販売方法に大きな違いがあります。
ディーラー営業の特徴
ディーラーの営業は特約店契約を結ぶメーカーの顔として、地域密着型の営業を行っています。営業スタイルは来店客を接客する反響型営業と、既存顧客を訪問するルート営業の2パターンがあり、新規顧客より既存顧客が多い傾向にあります。
なお、ディーラーは店舗ごとに営業エリア(テリトリー)が決まっているため、遠方のお客様に営業をかけることは原則的にありません。
また、メーカーの歴史やブランドコンセプトを深く理解し、車両だけでなくブランドそのものの魅力を伝えていくのがディーラー営業の特徴です。
◆集客方法:来店型イベント(試乗会、ノベルティ配布など)
◆営業スタイル:反響営業+既存顧客へのルート営業
◆顧客ターゲット:近隣エリア、既存顧客の割合が高い
◆商品:カタログから希望の仕様やオプションを注文
◆接客スタイル:マニュアルに沿ったカッチリした接客
<1日の流れ(例)>
▼09:30…出勤、朝礼、清掃
▼10:00…見積書作成
▼11:00…点検・メンテナンスで来店されたお客様の対応
▼12:00…お昼休憩
▼13:00…既存顧客の訪問・商談
▼16:00…帰社、来店客の接客、試乗対応
▼17:00…顧客への電話連絡(車検の案内)
▼18:00…契約書類の作成、事務処理
▼19:00…退勤
中古車販売店営業の特徴

中古車販売営業は、WEB集客を中心とした完全反響営業が主流。カーセンサーやグーネットなどのポータルサイトを見て来店(問い合わせ)するお客様が多く、WEBマーケティングに力を入れて集客を行っています。
ディーラーのような販売エリアの縛りがなく、扱う商品が一点物のため、県外や遠方のお客様から問い合わせが入ることも多々あります。納車や下取り車両の引き取りなどを除けば、外に出ることはほとんどなく、最近はZoomなどを使ってオンラインで商談するお店も増えています。
◆集客方法:ポータルサイト、WEB広告、SNS
◆営業スタイル:完全反響営業
◆顧客ターゲット:エリアは問わない、新規顧客の割合が高きい
◆商品:展示場にある在庫を販売
◆接客スタイル:自由度が高く親しみやすい接客
<1日の流れ(例)>
▼09:30…出勤、朝礼、展示場の清掃
▼10:30…WEBからの問い合わせ対応
▼11:00…入庫した車の写真撮影、WEBサイトへの車両情報の登録
▼12:00…お昼休憩
▼13:00…来店されたお客様の対応・接客
▼14:30…見積書・契約書の作成
▼16:00…納車準備、整備スタッフとの打ち合わせ
▼17:00…オンライン商談
▼18:30…翌日の準備、展示車両の入れ替え
▼19:00…退勤
4.給料・研修・キャリアなど、働く環境に違いはある?

ディーラー営業と中古車販売営業は、働き方や働く環境にも違いあります。
もちろん会社によって制度や仕組みは異なりますが、「ディーラーはこういう会社が多い」「中古車販売はこういう会社が多い」という、傾向として把握しておくとよいでしょう。
研修・教育制度について
ディーラーには各販売店で実施する研修と、メーカーが主催する研修の大きく2つの研修があります。いずれも体系的な研修が多く、接客・マナー研修の他、新車の構造や最新技術、競合他社との比較など専門知識を網羅的に学んでいきます。
一方、中古車販売店の研修はOJTに力を入れており、営業力や提案力の向上を目的としたプログラムが多い傾向にあります。座学で知識を詰め込むより、実践的な研修が多いため、短期間で営業スキルを身につけることができます。
収入や給与体系について

ディーラー営業も中古車販売営業も、給与は「基本給+インセンティブ」の仕組みになっているのが一般的。給与体系に大きな違いはありませんが、ディーラーは基本給がやや高めでインセンティブの還元率が低め、中古車販売店は基本給が抑えめでインセンティブの還元率が高めの傾向にあります。
どちらが稼げるかは会社や個人の成績によって異なりますが、しっかり成果を出せれば、中古車販売営業の方が高収入を狙いやすいと言われています。
キャリアパスや評価制度について
ディーラーと中古車販売店を比較すると、ディーラーは年功序列の会社が多く、中古車販売店は実力主義の会社が多い傾向にあります。
いずれも主任(リーダー)、店長、マネージャー等へのステップアップを目指すことができますが、中古車販売店は実力さえあれば、若くして役職に就ける可能性が高く、20代で店長を任されるケースも少なくありません。
※中古車販売店で働く営業職のリアルな働き方や、「きつい」と言われる理由について詳しく知りたい方はこちらの記事もチェックしてみてください。
5.中古車販売営業とディーラー営業、未経験でも始めやすいのはどっち?

結論から言うと、どちらも未経験からスタートできる仕事です。
ただし、ディーラー営業はビジネスマナーや営業経験を重視する会社も多く、中古車販売営業の方が未経験でも採用される可能性がより高いと言えるでしょう。
また、中古車販売の場合は基本的に外勤業務がなく、完全反響営業のため、困ったことがあっても先輩・上司のサポートを受けやすい環境にあります。
グッドスピードでも未経験入社の社員がたくさん活躍中
実際にグッドスピードでも、未経験入社の社員がたくさん活躍しています。
中古車販売店には、洗車、展示車両の入れ替え、車両の写真撮影、WEBサイトへの掲載、WEBサイトからの問い合わせ対応……など、接客以外にもさまざまな仕事があるため、簡単な業務からスタートして少しずつ知識を身につけていけるとのこと。
また、グッドスピードはOJT以外にもマナー研修、座学研修、ロープレ練習など、さまざまな研修を行っており、新人教育にも力を入れて取り組んでいます。
6.中古車販売店とディーラーについてよくある質問

中古車販売店とディーラーの違いについて理解できても、「どちらが自分に向いているの?」「未経験でも働ける?」といった疑問が残ることもあります。ここでは、よくある質問をまとめました。
Q1. ディーラーと中古車販売店の一番大きな違いは何ですか?
A. ディーラーは特定メーカーの車を扱うのに対し、中古車販売店は複数メーカーの車を扱う点が大きな違いです。
Q2. 未経験で働くならどちらがおすすめですか?
A. どちらも未経験採用を行っていますが、企業ごとに教育体制や仕事内容が異なるため、自分に合った環境を選ぶことが大切です。
Q3. ディーラーと中古車販売店ではどちらが稼げますか?
A. 企業や評価制度によって異なります。一般的には中古車販売店の方が成果給の割合が高い傾向があります。
Q4. 中古車販売店で働く魅力は何ですか?
A. 幅広い車種を扱えることや、お客様一人ひとりに合わせた提案ができる点が魅力です。
Q5. 中古車販売店に将来性はありますか?
A. 中古車需要の高まりや専門店化の進展により、市場は引き続き注目されています。業界全体も変化を続けています。
Q6. GOOD SPEEDやCHAMPION76では未経験から活躍できますか?
A. 両社とも未経験採用を行っており、研修や先輩社員のサポートを通じて成長できる環境づくりに取り組んでいます。
7.まとめ

いかがでしたか?中古車販売店とディーラーは、同じ車を売る仕事でも、営業スタイルや仕事内容にかなり違いがあります。
ディーラーは“ブランド力”、中古車販売店は“自由度の高さ”など、それぞれ違った魅力がありますが、個性や自分らしさを活かして仕事がしたい人は、中古車販売店の方が向いているでしょう。
また、中古車業界はひと昔前と比べると大きく変化しており、DX化や働き方改革も進んでいます。車業界に興味がある人は、ぜひ中古車販売店という選択肢にも目を向けてみてください。
